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ホーム>でぶぶの考察シリーズ|阪神タイガース2016年戦力外通告雑感(2016年10月4日更新)

でぶぶ的テキトー考察|阪神タイガース2016年戦力外通告雑感

まずは10月1日に発表された戦力外通告選手及び引退選手の一覧です。

筒井和也 35歳 投手(左の中継ぎ)
福原忍 40歳 投手(セットアッパー) ※引退
小嶋達也 31歳 投手(左の中継ぎ)
鶴直人 29歳 投手(右の便利屋)
岩本輝 24歳 投手(右の先発)
二神一人 29歳 投手(右の中継ぎ)
トラヴィス 23歳 投手(不明・育成選手)
鶴岡一成 39歳 捕手 ※引退
坂克彦 31歳 内野手
柴田講平 30歳 外野手
一二三慎太 24歳 外野手(育成選手)

とりあえず10月4日時点の情報です、もしかしたら今後第二次戦力外通告もあるかもしれません。全体を見ての印象ですが、けっこう思い切ったというか、阪神っぽくない戦力外通告だと思いました。どのあたりが?と言うと「ドラフト上位の選手がクビを切られている」「同タイプの選手で当落線上の外様もいるのにあえて生え抜きのクビを切っている」などです。

選手ごとに簡単な雑感を書いてみます。戦力外・引退の意外度をA・B・Cの三段階で評価しました(Aか意外だ・Bがちょっとだけ意外だ・Cが妥当だ、予想通りだになります)。ただし、あくまで管理人でぶぶのテキトーな雑感ですのでご承知おきください。

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以下戦力外選手・引退選手に対するでぶぶのテキトーな感想


筒井和也 投手 35歳
意外度B(高宮が先に戦力外になると思ってた)

正直意外でしたね。(阪神基準では)実績のある選手ですし、ドラフト自由枠組、しかも左ですしね。恐らく同タイプで年齢も近い高宮投手との競合になったと思うのですが、筒井投手の爆発力ではなく高宮投手の安定感(コントロールとか)をとったということなのでしょう。


福原忍 投手 40歳
意外度C(やり切ったと思う)

ストレートの球威が生命線の投手ですからやむを得ないかと・・・逆に「あの投球スタイルでよくこの年齢まで第一線級で勝負できたな」と思うほどです。最後まで技巧派への転身の気配すらありませんでしたしね・・・。


小嶋達也 投手 31歳
意外度B(能力面以外の部分で戦力外にならないと思ってた)

能力面だけを考えれば2、3年前に戦力外になってもおかしくなかった投手だと思います(入団の経緯からなかなか戦力外にしづらかったんじゃないかと勝手に勘ぐっていました)。本来先発タイプの投手だったと思うのですが、プロとしては特徴に乏しく通用しませんでした。コントロールやキレを捨て一時期速球派中継ぎとして活路を見出そうとして成功しかけましたが続きませんでした。


鶴直人 投手 29歳
意外度B(便利だから残すと思ってた)

「20代」「地元のドラ1」「まとまりはある」「一軍で最低限の実績ががある」などの点から今年は戦力外にはならないだろうと思ってました。ただし、1軍でのローテ入りや中継ぎ勝ちパターンに割って入る姿は想像できないので、鶴の戦力外というのは金本流血の入れ替えの一環なのだと思います。小さくまとまっている選手より特徴のある選手を残そうということなのでしょう。


岩本輝 投手 24歳
意外度A(一番意外だった)

確かに目立つ特徴があるタイプではなく、鶴と同じ様なまとまりタイプなのですが戦力外は意外でした。まだ24歳ですし、一応は去年の開幕ローテーションに入っていた投手です。後数年は猶予があるかと思っていたのですが・・・今年は二軍での登板も少なかったですが怪我でもしておりそれが原因の戦力外なのでしょうか?


二神一人 投手 29歳
意外度A(同タイプの桑原がクビになると思ってた)

意外というかもうちょっと起用しみても良かったんじゃないかという思いです。去年終盤一軍で見た時は「結構キレのいい直球を投げるな」という印象だったので・・・今年も特に前半は二軍でもいい成績を残していたので「一軍で起用してみても良かったんじゃないか」という思いがあります。確かに二神が一軍勝ちパターン中継ぎに入れるかと言ったら難しいでしょうが、あの直球は戦力外にするにはもったいない気がしてならないのですが・・・他球団に移籍してプロ初勝利を手に入れることを望みます。


トラヴィス 投手 23歳
意外度C(2軍でも戦力になっていなかったのでやむなしか・・・)

横浜を自由契約になったところを「潜在能力が高そうだから育成で獲得して開花したら儲けもの」のような感じで獲得し、2年間鍛えたがモノになりそうにないので戦力外、という感じかなと想像しております。もう1年育成で残してもよいのではとも思いしたが、2軍でもほとんど登板がない現状を見ると仕方ないと言えば仕方ないのでしょう。


鶴岡一成 捕手 39歳
意外度B(鶴岡いなくなって大丈夫なのか?)

一軍でバリバリやることは期待できないでしょうが、一軍実績のある捕手が鶴岡しかいないのに引退させて大丈夫なのでしょうか?梅野、坂本、原口に競わせたいのは分かりますが、豊富な経験のある控え捕手として例え二軍にいても貴重な存在だと思うのですが・・・。ある意味金本監督が腹をくくったのだとも言えるかもしれません。


坂克彦 内野手 31歳
意外度B(金本野球には必要ないということであろう)

和田政権においては便利屋として年間を通じて一軍に帯同していた選手だが、金本監督の超変革野球においては必要なピースではない、ということなのだろう。控え内野手の森越との競合になったと思われるが、坂より若く打撃の伸びしろがありそうな森越を残したというところだろうか。元来打撃力もある選手だったはずだが便利屋として生きていくうちに打撃力が大幅に低下してしまった印象だ(今年は二軍での打撃成績がひどかった)。また便利屋と言っても守備力・走力などがずば抜けているわけでもないので使い勝手も悪化していたのかもしれない。


柴田講平 外野手 30歳
意外度C(チーム構成的に仕方ないか)

ルーキーの山、板山をはじめ、伊藤、緒方、横田など左打ちの若手外野手が多い現状において、走行守に特徴のない年長の柴田が戦力外になるのは既定路線だったのかもしれない。ドラフト2位の選手だけあって身体能力は一軍で十分通用する選手であったと思うが、とにかくポカが多かった印象だ。まだ30歳だし、一軍で最低限通用する力はあると思うので他球団が獲得する可能性はあると思う。


一二三慎太 外野手 24歳
意外度C(妥当であろう)

戦力外はまったくもって妥当である。妥当であるのだが・・・残念でならない。凄く期待していたし、好きな選手だったので(ドラフトで阪神入団が決まった時は管理人はすごく喜んだ)とてつもなく残念である。育成枠でもよいので一二三を獲得して育成してくれる球団をいないだろうか・・・。



他球団が獲得しそうな選手は?

戦力外の選手の中で他球団が獲得しそうな選手はいるだろうか?投手では鶴や二神あたりは獲得する球団が出てもおかしくないと思う(一軍中継ぎで最低限使えそうである)。岩本に関しては育成枠で獲得する球団があるのではないだろうか(むしろ阪神がそうしてほしいが・・・)。

野手では内野の便利屋を欲する球団が坂を獲得するかもしれない。柴田に関しては能力的にはまだまだいけるかもしれないが、「左打ちの俊足外野手」「長打なし」「守備が並」というプロ野球において希少価値がないタイプなのでなかなか難しいかもしれない



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